強欲に塗れる黒の焔。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「サクシャ」
「我は何を話せばいいのだ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・素性を明かすなと言ったのは貴様だ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・理解に苦しむ」
「我は物見の仕事があるのだが」
「帰っていいか」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「我はこの様な戯に付き合っている暇は無い」
「ファントム」
「はい、主。」
「我の代りに相手してやれ」
「・・・仰せのままに」
「・・・・・えぇと・・・サクシャ、さんでしたっけ。」
「私めはファントム、ヴェルゼヴァウ様の使い魔・・・」
「あ、知っておりますか・・・そうですか、申し訳ございません。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「えぇと」
「何を話せばよろしいのでしょうか・・・?」
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2008年06月11日 散文(詩的な何か とらっくばっく→0 こめんと→0